日本一のイカを食べる旅。 呼子:イカの活き造り

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呼子といえばイカ

呼子イカを食べに行く旅をしてきました。

 

呼子の朝市

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1:呼子の朝市。元旦以外年中無休で毎日7:30-12:00まで開かれている。

売られているのは、近海で取れた海産物や干物、農産物。

200mにわたって、40~60の露店が立ち並ぶ。

2:呼子の朝市の名物”生ウニ”。

その場でウニをかち割り。

生ウニを手のひらに乗せてくれる。

海水の自然な塩辛さとウニの濃厚な甘みで非常においしい。

 値段(300円、400円、500円)によって量が異なる。

上の写真は300円分の量。

所|佐賀県唐津市呼子町呼子朝市通り

時|7:30-12:00

休|1月1日のみ

交|昭和バス「呼子」下車徒歩約3分

 

マリンパル呼子

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奇岩景勝の地”七ツ釜”をクルージングで訪れる。

マリンパル呼子イカ丸。

1:七ツ釜遊覧船イカ丸に乗船。

10:30発。乗船は10分前から開始。

窓側の座席を確保すべく、少し早めに並んでおくほうがBetter。

この日はあいにくの曇り。

2:イカ丸の操縦席。

 

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:出発。桟橋を離れる。

4:出発からしばらくはゆったりとクルージング。

ゆったりとした時の流れを感じながら、趣のある呼子の町並みを眺める。

5:防波堤。これを超えると玄界灘

 

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6:玄界灘に突入するとスピードが上がる。

だいたい15,6ノット。時速にすると30km/h弱くらい。

心地のよい風とスピード感、振動を感じながら進んでいく。

7:呼子のめがね岩。

 

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8:神秘の洞窟・七ツ釜登場。

奇岩景勝の地。

柱上に堆積した玄武岩が海水に侵食されてできた洞窟。

自然の迫力を感じます。

9:洞窟の中へ侵入。

10:水はエメラルドグリーン。

底まで透き通っています。

(天候等によって、濁ってしまっている場合もあるそうです。)

 

 

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  11~14:玄武岩。本当に奇妙な形をしています。

どこを切り取っても絵になるので、写真撮影が楽しい。

 

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15:七ツ釜の洞窟の一つは貫通しています。

他の洞窟は行き止まりになっています。

一番長いものだと100mほど続いているんだとか。

16:帰りは呼子のシンボル”呼子大橋”を眺めながら疾走する。

17:イカ丸のチケット。大人一人1600円。

所|佐賀県唐津市呼子町呼子4185‐27

時|9:30-16:30(1時間に1回)※多客時は増便

休|年中無休(海上不良の場合は欠航)

交|昭和バス「呼子」下車徒歩約1分

 

河太郎 呼子

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1: イカの活き造りの店で呼子一の人気を誇る店”河太郎”。

昭和36年創業。重鎮感ある佇まい。

2:イカの活き造り定食(¥2,700)を注文。

まずは、湯のみと香の物、しょうゆ、いかしゅうまいのたれが出てくる。

 

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3:もずく。

4:お吸い物。器も美しい。

ものすごく優しい繊細な味わいです。

 

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5:ご飯がおひつで出てくる。結構なボリューム。

6:呼子名物その2”いかしゅうまい”。

ふわっふわでぷりっぷり。なんともいえない食感と甘みのある味わいがたまりません。

 

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7:ついに登場。イカの活き造り。

足がまだ動きます。

 

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8:透き通るイカ。歯ごたえがすごい。

噛めば噛むほど、甘みとうまみを感じることができる。

最初は塩だけつけて、次は塩にレモンを絞って食べる。最後にわさび醤油。

塩レモンがさっぱりとした味わいでおいしいです。

わさび醤油は当然の如く、おいしい。

 

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9:ゲソは天ぷら。

衣はサクッ、身はプリッ。

天つゆか写真に写っているごま塩につけて食べます。

ごま塩のゲソ天ぷらが一番の感動。

天ぷらとごまの風味、塩辛さ。最高でした。

所|佐賀県唐津市呼子町呼子1744-17

時|10:40-20:00(土日祝) 11:40~(月ー金)

休|盆、正月

交|昭和バス「呼子」下車徒歩約15分

 

まとめ

イカに3000円近く払うのはどうなんだろうと考えていましたが、

かなりの満足度が得られました。

 

マリンパル呼子呼子の朝市もおすすめです。

ぜひ一度、イカの町”呼子”を観光してみてください。

 

小説でワインを学ぶ。 『ワインガールズ(著:松山三四六)』

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 ~ワインに青春をかけた少女たちの物語~

 

ブドウ栽培からワインの瓶詰めまでの工程を学べる小説

 

『ワインガールズ(著:松山三四六)』

 

小説の紹介

 ワイン造りの工程が学べる高校を舞台にした小説です。

登場人物は表紙にも登場している3人の女子高生。

 

イケメンの先輩に憧れてワイン造りを学び始める北村いちる。

学年一の優等生で実家は倒産寸前のワイナリー、医学部への進学をやめてワイン造りを学び始める百瀬結生子。

イタリアンシェフの父親が病に倒れたことをきっかけにワイン造りを学び始める奥沢美麓。

 

この3人がワイン造りの名人で熱血指導者の高山秀次郎からワイン造りを教わる。

 

当然様々な問題にぶつかり、苦労を乗り越えながらワイン造りをしていくというストーリーです。

 

メルロー

彼女たちが育てるブドウはメルロー

メルローは赤ワイン用のブドウとして有名な品種のうちのひとつです。

(他には、カベルネ・ソーヴィニヨンピノ・ノワールなどが有名)

 

味わいはカベルネ・ソーヴィニヨンが最も酸味や渋みが強く、

ピノ・ノワールは渋みが控えめでまろやかな味わい。

その中間でバランスのとれた味わいなのがメルローです。

 

そのため、初心者が最初に飲むワインとしてよく勧められるワインです。

メルローのワインよりもっと力強い味わいが好みなのか、

控えめでまろやかな味わいが好みなのかという判断の基準になります。

だからまずはメルロー

 

塩尻市桔梗ヶ原

舞台となっているワイン造りを教えている高校は長野県塩尻市桔梗ヶ原に実在する志学館高校が基になっています。

この高校がある桔梗ヶ原のメルローの評価は高く、世界最大のワイン専門誌「ワイン・スペクテイター」で90点の評価を貰っています。(シャトー・メルシャン 桔梗ヶ原メルロー 2011)

 

【補足】

ワイン・スペクテイターの評価基準は以下の通り。

85点以上のワインはかなり素晴らしいワインといえます。

 

95-100 Classic:偉大な素晴らしいワイン

90-94 Outstanding:傑出したワイン

85-89 Very good:とてもよいワイン

80-84 Good:よいワイン

75-79 Mediocre:並のワイン

50-74 Not recommended:おすすめできないワイン

 

まとめ

この小説でワイン造りの大変さを学び、桔梗ヶ原のメルローを実際に飲んでみる。

そこからワインを嗜みはじめるというのも良いのではないでしょうか?